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概要

ワークルールの掟 vol2

伝統革新!製作しています。わせ、漆のワイングラスを近は漆芸とガラスを組み合に砂を使う独自の技法。最「金剛石目塗」は漆器製作初代鳥羽清一氏が発案したしているのが鳥羽漆芸です。た新しい取り入れ方を提案加えて現代人の生活にあっ駿河漆器の伝統を守り、賞賛されています。覧会に出品され、世界からした。開国後はパリ万国博幕府の保護・奨励も受けまは伝統産業として確立し、駿河漆器。江戸時代初期に静岡の伝統工芸の一つ、20年先も残る一生ものの仕事駿河漆器「鳥羽漆芸」に密着!砂を混ぜより丈夫に3金剛石目塗は漆に川の砂を混ぜることで熱や水に強い下地をつくります。これを型に1ミリ塗り一晩置きます(6回程繰り返す)。2鳥羽漆芸の乾漆花瓶は荒縄を鉄棒に巻きおおよその形を作り、その上に土を塗り型を作ります。縄は最後に取り出し再利用します。1漆の木から採取した生漆です。採取したばかりは乳白色ですが、空気にふれるとすぐに酸化し茶色、こげ茶色と変色していきます。6下地に漆を塗った後、塗った漆は「風呂」で乾かします。ここでは漆の酸化を助長する酵素の最適温度、湿度で管理されています。5素地を木で作った漆器の場合は、漆を塗ってすぐ砂をまき、一晩おいた後また漆を重ねます。その後、砂の層を砥石で研磨します。4漆と砂を混ぜたものを乾かしては、毎回砥石で研磨します。何処も同じ厚さに仕上げるためには砂と漆の調合比率が重要です。10