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概要

ワークルールの掟 vol2

=静岡県発世直し行脚。全貌公開@ワークルール地図クラーク博士像2005年10月よりスタートした「知っておきたいワークルール基礎講座」今年で10年を迎え、近年では学校側からの開催依頼も増え、開催回数はうなぎ上り。西へ!東へ!全国を巡回する講座が生んだドラマを追いかけました。対象は大学生・高校生札幌学院大学キャリア支援課加藤祐司さん講師鈴木麻祐子さんや土地、その時々の社会問題に合わせ催していますが、実はその内容は大学を訪問し、250回もの数の講座を開設立以来、今までに全国36都道府県です(学生や大学の先生からも好評)。ナーなど「義務」の側面も学べることけでなく、社会人に必要なモラルやマ度や給与体系など労働者の「権利」だ特徴は、労働法に基づいた労働時間制2005年より行っている本講座のります(2016年2月末時点)。し、受講した学生数は6600人に上年度は、全国の大学・高校で75回開催法人ワークルールの出前講座。平成27育の充実を図ろうと行われる一般社団大学生や高校生など、若者の労働教ワークルール講座とは?全国から開催依頼多数れる理由であり、魅力なのです。受けたい」「毎年開催したい」と思わことが、学生や学校側から「もう一度います。時代背景を捉えた講座であるバイト」「オワハラ」が問題視されてまた、最近の傾向としては「ブラック険制度などを具体的に取り上げます。け」であれば給与明細の見方や社会保ラック企業の見分け方を、「内定者向例えば、「就活生向け」であればブてカスタマイズしているそうです。時実代はを毎捉年え趣た向授が業違[ポイント]労働法に関する知識がなくても、のみこみやすく、また理解するのが楽しくなる内容でした。就活にむけて自分の判断基準をみつけていきたいです。うまめ知識【2008リーマン・ショック以降】内定取消、解雇のトラブルが急増2008年秋のリーマン・ショック後、2009年には大学生の内定取消が社会問題化。それまでは大企業では新卒採用や長期育成システムが機能しており、労働環境においてそれほど大きなトラブルは見られませんでしたが、2013年には企業規模と無関係に、社員に過重労働を強いるブラック企業が問題に。「社会や経済が変われば、ワークルールも変わる」。従来の学校教育では労働法やルールについて知る機会はほとんどありませんでしたが、リーマン・ショック以降、若者へ向けたワークルールの普及が必要とされるようになりました。14