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概要

ワークルールの掟 vol2

アルバイトの掟4「できない」なら意思表示!ブラックバイトで最も多いケースが「シフトを勝手に入れられる」という内容です。会社やお店の繁忙期に人手が欲しいときは多少の融通も必要ですが、「できない」と思ったらはっきり断る姿勢が大事です。一方的にシフトを入れられた結果、大学の単位を落としてしまったというケースもあり、対応策として労働時間などの記録を残す、内容によっては行政機関などに相談することも必要です。責任感をもって働くことは大切ですが社会人になれば「きちんと断る」能力も重要なスキル。今から訓練です。「NO」!パワハラには強制的なシフト、辞意め外ると時失の敗マすナるーアルバイトの掟5立つ鳥跡を濁さず。契約期間が定められていなければ原則14日前までに退職を申し出れば辞められます(例外もあるので注意)。しかし、使用者は退職の申し出後に求人を出しても採用までには時間もかかるため、通常は就業規則で1~3ヶ月前に申し出るよう定めてあるケースが多く、その内容が合理的であれば従う必要があります。また、契約期間が定められている時は契約期間の満了前に退職することは原則としてできません。労働者には辞める権利があると同時に守らなくてはならないマナーもあることを覚えておきましょう。アルバイトと有給バイト最前線耳より情報!21大学生も巻き込まれるブラックバイトの実態先次輩頁告は白ブラックバイト2015年に大学や高校で行われたワークルール講座のアンケートによると、アルバイト経験者のうち1割もの人が有給休暇をとったことがあるという驚きの結果でした。人手不足の時代、使用者側も「《ブラック》というレッテルを貼られることでアルバイトですら採用できなくなる」「更なる人手不足により業績も赤字になる」という背景もあり、有給休暇の取得や時給など雇用形態に限らずアルバイトも優遇されている面があるようです。少数精鋭化していく日本社会では労使ともに働く上でのルールを知り、守ることが重要視されているようです。(※全国10大学の調査で352人中37人が「有給休暇をとったことがある」と回答)