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概要

ワークルールの掟 vol2

会社に反映させていく社員の声を拾い上げ、円滑に動ける面もあるルールがあるからこそ問題を解決するための知恵鍵は「労使対等」。同じ土俵でる書面の意味がよく分かっていない状と思います。ワークルールを知ることでは、会社が示すルールや雇用に関すことに関心・興味を持ってもらえたら矢吹さん:私も法務部に配属されるまゴールにせず、『自分が働く』というまってほしいですね。て言えば、学生さんには職業選択をワークルールの理解が働く個人にも広の関係も築けるのだと思います。併せいう状況を防ぐためにも、基本的なを守ることもできるし、円滑に会社とす。極端な例をお話しましたが、そうにワークルールの知識があれば、自分い解決していくのが望ましいと思いま意識できていませんでしたが、就職時ありますが、同じ土俵で意見を出し合山田さん:私自身、学生時代にあまりいません。『労使対等』という言葉が――契約書は絶対だと思ってました!ましくないですし、会社側も望んでは際にあるんです。に陥れてしまいかねません。これは好から交渉を重ね契約に至るケースも実の主張をしてしまうと、労働者側を逆用契約書を労使間で確認し合い、そこそういう局面で会社側がめいっぱいてから認識するようになりました。雇が生じてしまいがちです。のではないんだと、今の会社に入社しです。どうしても立場による力の格差書に書いてあることが決して完全なも働者側はそこまでの準備ができにくいました。また雇用関係で言えば、契約守るために理論武装していますが、労いるということも理解するようになりすね。会社側は弁護士もつき、会社をはルールがあるからこそ円滑に動いてうな主張ができない方を多く見受けまてしまうんですよね。でも今は、会社知識がないために会社に対するまっと感じた際につい「会社が悪い」と思っ働者側に法律や労働者の権利に関するがない状態だと、就業上での違和感をるのです。例えばそうした場面で、労たように、ワークルールに関する知識張が衝突する場面に立ち会うこともあ態でした。かつての私自身もそうだっる仕事の幅が広がりそう!ば、自分で主体的に選択できワークルールを押さえておけひとこと編集部の山田大介さん、矢吹淳子さん株式会社アウトソーシング経営管理本部法務部。山田さんは前職の職場に訪れていた社会保険労務士の仕事に興味を持ち、同資格を取得。資格の勉強を始めてからワークルールの大切さを実感するように。前職が秘書という矢吹さんも働きながら労務全般を勉強中。■株式会社アウトソーシング1997年静岡市駿河区に設立。生産アウトソーシング事業を行い、生産の効率向上、ものづくり日本の発展を目指す。http://www.outsourcing.co.jp/る人になれると思います。らも、自分なりの仕事をつくっていけて就職できる人はきっと働き始めてかの基本を押さえて、自分の意思を持っ矢吹さん:そうですね。ワークルールきる一つの機会になると思います。可能性』について前向きにイメージでは、賃金のためだけではない、『働く27