ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ワークルールの掟 vol2

成長できるんですよ。「三年で自己成長する」は会社のキャッチコピーで、僕が江﨑新聞店に惹かれたきっかけです。実際に自分が本当に続けたい仕事を考え、転職を決意しい仕事の三つしかない。「苦楽しい仕事」が一番いい」と仰っていました。今は二〇年後には今ある仕事が半分になると言われている時代ですが、自分の仕事をどのように作っていきたいとお考えですか?小渕さん:実は僕は自己分析できなかった人間なので。ただ、自分の仕事をつくる上で「こうなりたい自分」というアイデンティティを目指すことも大事ですが、自然な自分をどう周りに印象づけるかが結果的にオリジナリティにつながるのではないかと思います。古川さん:確かにそうですね。実は私は就活で志望動機を考える時、自分をつくってしまうことに苦しんでいました。「会社に雇ってもらう」という意識が強かったのかもしれません。でも、社会人の自分も今の自分の延長線上にあるんですよね。内定先の会社と本来の自分の価値観が合っている感触を掴めたのは、会社と個人の関係を考えるうえで転機でした。鈴木(隆)さん:僕は、常に120%の力を出すことで100%を達成できるように意識しています。そうした中で、互いに助け合える信頼関係を築きたいです。いわゆる上京しやってみると、予想外に大変なことも、予想以上に嬉しいことも多くありますね。NPO法人静岡時代鈴木智子さん:私は今、静岡県の大学の学びを広報するNPO法人で働いています。大学卒業後はアパレル企業に勤めていたのですが、「自分が本当に続けたい仕事は何か」を考え直して転職を決めました。転職直後は、まさに「一から仕事をつくる」ような状況でした。もともとは大学生が好きに雑誌をつくっていた団体ですからね。学生の頃から、活動継続を可能にする明快なコンセプトや環境づくりの重要性を感じていました。私の場合はその実行が「自分の仕事をつくる」ということだったんですよ。??今号の巻頭インタビューでも玄田先生が「世の中には苦しい仕事、楽しい仕事、苦楽鈴木智子さんNPO法人静岡時代代表小渕将晴さん株式会社江﨑新聞店てセットで担当します。一人でやる業務が多く、まさに修行です。でもこれは確実に自己30新聞配達店のため自社で価格を決められないので付加価値をどうPRするかをよく考えています