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概要

ワークルールの掟 vol1

20S h i z u o k a J i d a i「仕事=成長」という考え方が素敵です。私も愛され社会人になれるよう頑張ります!編集部のひとこと取る!」と決めていても、上司に「相談」という形で伝えていくという気遣いが必要です。菅原:権利を主張する前に義務を果たす、その義務を果たすためにまず認められなくてはならない。そのためには多少労働時間が延びることもあるのでしょうね。僕は来春、労働基準監督官になるので、企業が法律を守っているか取りしまる側です。労使のバランスを両者で探ることが大事なんですね。内藤:そう。仕事が好きだから、残業もそんなに苦痛ではないんです。でもそう思えるのは、働く環境がとても恵まれているからだと思います。給与とか年間休日ではなく、何をどのようにするかというwhatやhowの部分を大切にすることで、仕事は楽しめると思います。給与のような外的要因に囚われすぎると、もしかしたら楽しめないかもしれない。藤浪:外的要因に囚われていても会社ごとの大差はないですよね。また、外的な話で言えば、周囲にいらいらしたすよ。相手を変えることは難しいから、自分を少し抑えて受け流すことがコツかなと思います。内藤:自分の成長を感じられることが一番幸福ですね。新規契約や目標達成も嬉しいけど、前にできなかったことができたとか、こういう言い方で人に伝えられるようになったとか。勉強や仕事が嫌いな人はいるかもしれないけど、「成長したくない」人はいないじゃないですか。「成長したい」という欲求は誰もが持っているのだと思います。尾上:今まで自分が何をやりたいかを中心に考えてきたけど、仕事を楽しむには会社で保障された環境以外にも、自分で心地よく働ける環境をつくることが大切なんですね。嫌いな人の話は聞かなくていい外的要因に囚われず楽しむこと内藤さん(写真右から2人目)と藤浪さん(写真右から3人目)は、静岡県内の企業・団体で活躍し、社内外から信頼される。まさに「愛され社会人」り、嫌だと思うこともあるけど、現状を飲み込むしかないんで座談会メンバー現役大学生と社会人が集合静岡大学大学院理学研究科二年。静岡時代編集部。生活や産業を支えるエネルギーに興味をもち、今春、静岡県内の企業へ就職。尾上彩佳さん内藤貴皓さん静岡大学人文社会科学部法学科四年。大学では労働法を学ぶ。大学での学びを形で表したいと、この春、労働基準監督官になる。菅原秀行さん公益財団法人静岡市まちづくり公社勤務。高校卒業後、式場勤務を経て現職。夢であるウェディングプランナーの仕事も行う。藤浪悠里江さん株式会社しずおかオンライン勤務。静岡大学人文学部卒。入社三年目。多くの人に影響を与えるメディアに魅力を感じ入社。気遣いと受け流す力ですね仕事のコツはありますか?