浜松大平台高校 (2016年1月18日)

開催日2016年1月18日
場所浜松大平台高校

3-①

浜松大平台高校で夜7時35分からのコマでお話しました。

この日は午前中に冬の嵐が吹き荒れ、夕方になって急に冷え込んだためか、出席人数は当初予定の11名から3名減の8名でした。

 

はじめにバイト経験の有無をたずねると、8名全員が経験あり。

3年生70名を対象に行った事前アンケートのうち、有給休暇の比例付与制度について「知っている」と回答した生徒の割合が5割と、これまでの各校に比べると突出していることも考慮して、知識としてのワークルールではなく、「それを現場でどう実現するか」に重きを置いて話しました。

具体的には、
①有給休暇比例付与等のワークルールについて、バイト先の店長など使用者サイドはほとんど知らないこと
②それゆえ、法に規定された権利であってもいきなり主張したのではめったに認められないこと
③認められるためには、段階的に話をすることと相談する態度が効果的であること
など、実践的・技術的な話に時間を割きました。

 

担当された中村先生の促しもあって、生徒さんが実体験の中で疑問に感じた事例についてコメントすることもでき、高校生向けの講座では例がない双方向コミュニケーションを図ることができました。

少人数には少人数の良さがあるものですね!

 

講師:伊藤 弘人