こちらの大学でも毎年お世話になっております。

今年も恒例「親子で学ぶ労働法」ということでお話させていただきました。

食物栄養科の学生さん７６名。保護者８１名。

ということで社会経験豊富なお父様のお顔がチラホラ。

私自身が学生の頃には、大学の教室で親と一緒に座るとは想像もしていなかったので、変な感じもしつつ羨ましくもあります。

最低賃金額や、退職の申し出をするタイミングについては保護者の方も質問をすると首をかしげていました。

親が知らないということは、同じ世代の経営者も知らない可能性は大きいです。

そういうこともあり、アンケートには「自分の職場と比べてしまいました」というコメントを毎年いただきます。

さて、社会経験豊富な保護者のみなさんには、働く人の義務はどういう風に感じたでしょうか。

時間が６０分といつもより短かったので詳しくお話できませんでしたが、良い会社は時代により変わるものであり、個人によっても違うことを踏まえた上で、就活する姿を見守ってほしいなと思います。

黙って見ていることって本当に大変なんですけどね…。

講師：鯉渕ヒロミ