株式会社 赤阪鐵工所
一人ひとりが「誇り」を感じる会社
赤阪鐵工所の歴史は、1910年(明治43)、漁業のまち-焼津で船のエンジン修理をはじめたことにさかのぼります。以来、数多くの漁船用エンジンを開発・製造し、漁業の発展とともに業容を拡大してきました。 ブランド名の「アカサカヂーゼル」は、日本はもとより全世界に知られ、優れた品質と技術はわが国を世界有数の水産王国に押し上げる原動力ともなりました。 その一方で、貨物や石油を運ぶ商船分野にも積極的に進出し、エンジンの高出力化や小型化、低燃費化といった課題に挑戦し続けることで、時代の要請に応えた新製品を世に送り出してきました。
例え派手さはなくても世界の海運を支えている――そんな仕事に私たちは誇りを持っています。
また近年は、エンジン製造で身につけた技術力とものづくりのノウハウを他の分野へも応用し、事業領域を広げています。
変わっていくもの」と「変わらないもの」
世の中には時代に合わせて変わっていくものと、変わらないものがあります。例えば、技術は最先端を追い求めなくてはなりません。工場設備も常に進化します。製品も、時代のニーズに合わせて変わっていきます。赤阪鐵工所の長い歴史の中でも技術、設備、製品は大きく変化してきました。
一方で、変わってはいけないものもあります。
それは社是である「誠意、親切、感謝、和合、努力」そして、品質への徹底したこだわり、社員が安心して働ける環境、困難な仕事に団結して立ち向かう社風です。
今も生き続ける良き伝統-アカサカ主義は、時代を超えて伝えていかなくてはならない大切な財産だと当社は考えます。
従業員に愛される会社になりたい
赤阪鐵工所のはるかな歴史 – それを支えてきたのは、社員一人ひとりです。
当社は「企業の基盤は人である」という信念から、社員の労働安全衛生環境の整備、そして福利厚生の充実に力を入れてきました。
・完全週休2日制(土日祝)
年間休日は充実の126.5日。残業時間も月45時間を越えることはまずなく、プライベートも充実させることが可能です。
・時効年休積立制度
病気などで長期間休まなくてはならなくなった時に使用でき、「いざという時」に従業員を援助できる体制づくりを進めています。
その他、昼食手当や出張手当などの各種手当も充実させています。
≪赤阪鐵工所行動計画の策定≫
当社は次世代育成支援対策推進法に基き、以下の行動計画を策定しております(平成27年3月31日まで)。
目標①:育児休業の取得状況を次の水準以上にする。
男性・・・年に1人以上 女性・・・所得率を90%以上
目標②:子の看護の為に有給休暇とは別に休暇を取得できる制度(子の看護休暇)を周知する。
目標③:年次有給休暇取得率の向上のため、誕生日休暇、メモリアルデー、計画年休を実施する。
今後も従業員に「あって良かった!」と思ってもらえるような制度作りを目指します。
石の上にも三年社員
氏名 :岩本卓也
出身大学:神奈川大学
学部学科:工学部機械工学科
入社年度:平成22年度
勤続年数:4年目
所属:開発設計チーム
①「貴方がこの会社を選んだ理由を教えてください」
Uターン就職を考え地元の製造業を調べていたところ、当社を見つけたのが始まりです。工場見学会に参加した際、船舶用ディーゼルエンジンのスケールの大きさに魅了され、このような製品の開発・設計に携わりたいと思いました。また、会社全体のアットホームな雰囲気に惹かれたことも理由の一つです。
②「貴方がこの3年間で苦労したことは何ですか?そしてその経験を経て成長したところを教えてください」
私は、当社オリジナル4サイクルエンジンの開発業務や、新たに採用する要素技術開発の業務を行っています。4サイクルエンジンの開発業務では、少ない人員で多くの部品の設計を行うため、夜遅くまで計画・検討を行うこともあります。また要素技術の開発では、試験と改良を繰り返すため、非常に忍耐が必要な仕事です。しかし、先輩社員や現場の方々に支えられ、みんなで作り上げた製品が動いた時や問題点を解決した時の喜びは一入です。当社では若いうちから、このような経験を積むことが出来るため、自分のスキルアップにつなげることが出来ます。
③「就活生へのメッセージをお願いします」
社会人になると、なかなか時間がないとよく聞きますが、当社は完全週休2日制ということもあり、プライベートな時間を充実させることが出来ます。また、バーベキュー大会などの会社イベントもあり、社員同士の親睦を深めることで、より働きやすい職場環境づくりにも取り組んでいます。
会社概要 |
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事業内容 |
・船舶用大型ディーゼルエンジンの製造、販売 ・その他(陸上部門) |
設立 |
1910年創業 1934年設立 |
資本金 |
15億1,000万円 |
従業員数 |
330名 (2013年3月31日現在) |