村田ボーリング技研 株式会社
ムラタが目指している将来像
1950年(昭和25年)に各種エンジンのボーリング(再生)を目的に創業し、『難しい加工はとにかく村田に・・・』とお取引先様からの信頼を得る中、様々のご依頼に対応する為に、1952年に静岡県下初のクランク研削盤を導入、1961年には溶射設備機器を導入し、溶射加工を開始して現在に至っております。溶射技術を中心に研削加工、エンジン再生等、様々な業様をもち独自の技術開発で業界でもトップクラスの技術をご提供しております。常に5年先を見据え、最新設備とミクロ単位の超精度にこだわる現代の「匠」として、様々なニーズに対応させていただいています。
ムラタが目指している将来像は、もしかすると華やかなものではないかもしれません。企業が存続する為には成長し続ける事が至上命題であり、現状維持を考えた時点で企業寿命が落ち込み始めると言われている事から、多くの企業では上場等の華やかな目標を掲げ、必死になって売上や利益を追求しています。 もちろんムラタも企業である以上は成長し続けなければなりませんが、本当に大切にしていきたいのは数字では判断が出来ない部分です。 ムラタの社員全員が「ムラタに入って良かった」と公言できる会社でなければならないと考えています。
基本方針
- 人をていねいに育て、一人一人を人財とする。
- どのような小さな仕事にも、真心で取組み感動を添える。
- 日常のあらゆる場面で、スピードと小回りを効かせる。
- 一人三役に徹しきり、多品種少量への対応を効率化する。
- 経営理念を軸として、全員参加の一体化経営を推進する。
「ニッポンのムラタボーリングギケンって知っているか?」
現在、日本のスポーツ選手が海外でも活躍し始め、ニューヨークに日本人が行くと「松井を知っているか?」と声を掛けられる様な経験をされた方もいらっしゃると思います。
村田ボーリング技研という組織が目指してる将来像はその状態に集約されてます。大企業ではなく、小さくても世界に通用する、光るものを持った企業でありたい・・・そして願わくば日本人が海外に行った際に「ニッポンのムラタボーリングギケンって知っているか?」と問い掛けられる様な組織になれればと考えています。
人間的な魅力を
技術が売りのムラタという組織は、職人は腕さえ良ければ、態度が横柄で挨拶が出来なくても、弟子に対して何も教えられなくてもいいという職人集団時代が長く続いていました。しかし、組織として考えた場合にはあまりにも弊害が多過ぎます。ムラタでは職人集団として技術の追求はもちろんの事ですが、それと同時に社員の人間的魅力を高める事にも重点を置く様にしています。職人としての技術の追求、魅力のある人間・組織風土作りと、数字には表れない部分ですが、社員満足度の高い組織から作られるモノは、それが製品でもサービスでも必ず高品質のモノとなってきます。魅力のある集団が高品質のモノを作り続ければ、売上や収益も自然と上がってくる事はムラタの実績で証明されています。
「人材」ではなく、『人財』
近年では、社員教育にも力を入れており、3泊4日の「気づきの勉強会」に数年間の歳月を掛けて殆どの社員を受講させました。掛けた費用は1000万円以上。「気づきの勉強会」に社長自ら参加した時に「村田さんは社長と言う肩書きが外れたら何人の社員が付いてくるんですか?」と質問され、「自分の場合は”社長”と言う肩書きがあるので社員は仕方なく聞いている振りをしているに違いない」と大反省したそうです。先ほどの、経営理念に「人をていねいに育てて一人一人を人財とする」と言う言葉がありますが「人材」ではなく『人財』として育てていきたいと言う思いがこもっています。
リストラした経験はありません!
『大企業で働いて一つの歯車になるのか?』『ベンチャー的精神を持つ企業で腕を磨くほうが良いか?』近年、大企業がリストラをする中当社は創業63年間一度も赤字を出したこともないし、リストラも経験がありません!また、当社に居れば居るほど腕に技術が身につくので60歳定年を迎えても働いて頂いているのが現状です。 『現代の匠』として活躍できるステージを用意しています。
さらに詳しく知りたい方はこちらへ
会社概要 | |||||||||
営業品目 | 溶射加工・セラミックレーザー彫刻加工(セラミックアニロックスロール)・高圧洗浄・超音波洗浄・研削加工・特殊肉盛加工・エンジンボーリング・EM関連商品販売 | ||||||||
本社所在地 | 静岡県静岡市駿河区北丸子1-30-45 | ||||||||
設立 | 昭和25年4月 | ||||||||
資本金 | 2,500万円 | ||||||||
所在地 |
|
||||||||
従業員 | 80名(男75名・女5名) | ||||||||
主要取引先 | 全国ハイテク産業界各位 |