東北生活文化大学
仙台は、12月としては15年ぶりの8センチの積雪で、
交通機関がマヒしたり車が渋滞したりと、
大学の担当者の方は「この天気なので参加者が少ないかもしれません」と心配していましたが、
非常に多くの学生が参加してくれました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、
対面での講座は本当に久しぶりでしたので非常に緊張しながらでしたが、
SDGsについての説明から始めました。
就職活動の中で、SDGsに取り組んでいる企業か否かを知ることも、
就職先を選ぶ際の検討材料の1つとなると思います。
その中にあるゴール8のディーセントワークの実現のためには、
働く人を守るためのワークルールを学ぶことはとても重要です。
少しでも知っておいてほしいポイントとして、
労働時間・休日・休暇といった労働基準法の基本的な内容や、
内定辞退のマナー、求人票を見る際の注意事項といった具体的な内容まで
多くの情報をお話させていただきました。
アンケートでは「知らないことが多かった」や
「就職活動に役立てそう、丁寧な説明ありがとうございました」など感想をいただきました。
またアンケートでは、コロナ禍でのオンライン面接や、
内定取り消しなどへの不安についても散見され、
例年以上に、就職活動に不安を抱えている学生が多いことを知りました。
コロナ禍において厳しい状況となっている会社もありますが、
その中でも業績が上向いている会社もあります。
改めて色々な業種に目を向けて、
やりがいのある働き方ができることを願っています。
講師:片山あゆ美